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VR機能の不動産業界での活用

2019/01/7 カテゴリ:新米ママさん

明けましておめでとうございます。2019年も始まりました。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

1月に入ると、4月の新生活スタートに向けてお部屋探しを始める方も多いと思いますが、お部屋探しで一番重要なのが、「内見」だと思います。この内見方法も昔から随分変わってきており、最近では「VR内見」といった方法もあり、実際にお部屋に行かなくても内見が可能になっています。

 

「VR」とは、バーチャルリアリティの略で、ゴーグル型の機械を頭に装着し、実際にその場に行かなくてもそこにいるかの様な感覚を体験出来る技術です。VRというと、ゲームを連想しますが、最近ではビジネスでの利用も進み、不動産業界でも用いられるようになったとの事で、新築マンションのモデルルームの内見や、中古戸建・中古マンションのリフォーム後のイメージ映像、賃貸用マンションの内見等に利用され、地方で内見ができない人や、反対に転勤で地方に引っ越しをする人達、忙しくて現地まで足を運べない人達に便利な機能となっているようです。

 

まず1番のメリットは内見のために現地に行く必要がない点です。遠方にいる方も現地の不動産屋さんや、VR機能を持っている方なら自宅で内見をする事が可能になるので、内見なしで入居した際に生じるギャップをなくす事が出来ます。また、海外の不動産を購入する方にとっても、部屋の状況を確認する事が出来るので、安心して契約が出来ると思います。

 

また、 VRを用いる事により入居中の部屋でも気になる部屋があれば、事前に内見をする事も出来るようになりました。少し前なら、「空予定ではあるけど、現在入居中のため内見不可」という事があったと思いますが、今は入居中、空室関係なく全ての部屋を見る事が出来るというので、不動産会社にとっては、空室の期間を減らし、回転率を上げる事が期待されています。

 

また、今までは、内見できない物件では写真だけの情報しかなかったのですが、VRの登場によって、コンセントの位置や細かい所まで知ることが出来るようになり、細部まで知りたいお客様にとってはとても嬉しいサービス機能となっています。更に、内見する前の事前準備としてVRの映像を見る事で、実際にお部屋の中を見たときにこんなはずじゃなかったというがっかり感も減らす事が出来ます。

 

次にVR内見のデメリット部分も見ていきます。

 

VR機能は、上で見たようにお客様や不動産会社にも魅力のある機能ではあるのですが、やはり実際の内見と比較したときに、VR機能では伝えられる事に限りがある様です。写真と比べれば、細かくお部屋の状況を知ることは出来ると思いますが、実際に手に触れることは出来ないので扉の開閉の感触やちょっとした雰囲気までは感じることが難しいようです。気になる物件を事前にいくつか絞る方法として、VRで気になった物件を実際に内見してみるといった使い方がおすすめなのではないかと思います。

 

また、個人差はあるようですが、VR酔いもあるようで、VRで映像を見ると車酔いの様に気分が悪くなってしまう方もいるようです。特に女性の方にとってはゴーグルを着けるという行為が、不衛生に感じ、化粧崩れになると嫌がられる方も多いよう なので、お部屋探しをしている方全員にこのサービスがマッチしないというマイナス点もあります。

 

私自身、VRを体験した事がないので、お部屋探しの際VRだけで決定できるかは不安ですし、部屋の間取りを実際に見て家具の配置のイメージをしたいと思うので、可能であれば内見をしたいというのが私の考えです。

しかし、地方から引っ越しを考えている人や、海外の方へ向けてはとても魅力的な機能ではあると思うので、お客様のお部屋探しのツールの1つとして、VRを導入しておくことは大きなメリットになると思いました。導入には機械を揃える費用や、映像を撮影する時間など多くの手間がかかるようですが、多くの不動産会社の中から選んでもらうための差別化にもなるので、今後さらに広がっていくのではないかと思います。

 

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