倍面積とは
2016/05/20 カテゴリ:estate
測量図をみると面積を求める際に”倍面積”という言葉が出てきます。
その名の通り面積の倍のことです。座標値がわかっているときに、簡単な方式で面積を求めることが出来るので使われます。最近は測量精度が上がりミリメートル単位で座標値を出しますので逆に倍面積を計算した方が簡単です。
必ず右回りに座標値を並べます。x座標とy座標は数学とは逆なので気を付けてください。そして1つ先のy(n+1)座標値から1つ前のy(n-1)座標値を引いた数字にx座標値を掛けます。その合計が倍面積となり、2で割ると正しい面積です。
この知識は不動産評価においてセットバックを要する場合や、土地を分割して一部売却する場合の面積計算にも使えます。また、隅切りや駐車場の区分にも応用できますね。土地家屋調査士試験に挑む方も必須です。
電卓でできますので、覚えておくとプラスになるかもしれません。