規制緩和と地価
2017/08/29 カテゴリ:nihonbashi
都心では年々建つビルが高くなっている気がします。その要因は規制緩和によるものが大きいと思われます。主な要因として
・容積率緩和
・道路斜線制限の緩和
・特定街区
・容積率売買
等があります。下の写真は本日現在の昭和通りと八重洲通の交差点から撮影したものです。
左側の角地にある東日本銀行・本店のビルが一番低い建物です。一番右のビルは高島屋の駐車場跡地で現在建設途中です。
規制緩和により都内のビルの床面積が立て替えの都度増えてきております(増床)。結果として土地が増えている事と同様の効果をもたらすのではないかと思われます。その土地の価値は再有効使用によって考えられた建物が生み出す、収益が最大化される利用形態によって決定されるもので、その収益に見合った土地の価格になると考えられます。よって、容積率のある利便性の高い土地=大都市圏の商業地の価格は今後も高い水準で推移するものと想定出来ます。
規制緩和だけでなく規制強化、規制維持も土地の価格形成の一つの要因です。市街化調整区域や農業振興地域、生産緑地等の規制については不動産評価の際には要調査となる制限の一つです。
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