不動産賃貸のサブリース
サブリースとは転貸借のことであります。不動産業界でよく使われる言葉です。簡単に言うと業者はオーナーより安く借り上げて、再度お客様へ転貸するという仕組みになります。
サブリースのメリット
サブリース最ものメリットとは業者が賃貸物件に空室が出た場合の「家賃保証」を行ってもらうことになります。ただ、普通に貸す場合は市場相場より1-3割の安さも感じます。
サブリースのデメリット
倒産リスク・・・
業者は倒産した場合は、オーナーへの支払ができなくなり、業者は空き室になった時、家賃保証を行っていますので軒数が増えると倒産する可能性が十分に考えられます。
空室家賃保証免責リスク・・・
空室であるのに無制限に賃料を払ってもらうような、「打ち出の小槌」のような方法は存在しません。免責になる条項が契約書に示されている場合もあります。
解約条項リスク・・・
例えば30年という期間でサブリース契約を結んだとした場合であっても、サブリース期間中に業者が解約できることもあります。
サブリースに関して、不動産賃貸業者に依頼する前にリスクをしっかりと認識することが必要です。
契約時に不安を感じながらも、もう後戻りができないと思って契約してしまうようなことは避けた方がよいです。投資は自己責任なので自身の知識を十分に持ち、契約する前に契約内容を十分に検討する必要があるでしょう。知識が自分を守ることになります。
弊社は不動産事業を長年に自社賃貸物件の募集と管理も全部やっており、ただサブリースなんて一軒も利用したことがありません。あくまでも個人の観点ですが、賃貸する時、サブリースをつけないほうではいいかと、なぜかというと以上述べたリスクがあるため、どうしても管理できないようであれば、サブリース業者にお願いすれば良いと思います。
不動産と金融のことであればお気軽に弊社までお問合せください。
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