一種100万とは?
2017/01/12 カテゴリ:nihonbashi
関連会社のスタッフが「デベからあの土地は一種100万と言われた」と言っておりました。「一種100万って何?」と聞かれ、管理人も知らなかったので聞いてみました。
これはマンションデベロッパーが使う用語で「この土地の容積率に応じて、100%につき坪100万で購入しますよ」という業界用語でした。したがって、容積率が200%と400%の場合には2倍の値段の差になります。更地での評価が同じ土地でも容積率が異なると、マンションデベロッパーの買値が大きく異なってきます。
具体的には
A土地 50坪 路線価 坪100万で5000万 容積率100%の場合
B土地 50坪 路線価 坪100万で5000万 容積率400%の場合
これを1種100万に当てはめると、A土地の場合 坪あたり100万×150%÷100%=150万よって5000万円
B土地の場合 坪あたり100万×400%÷100%=400万 よって2億円!!と4倍の差があります。
やはりマンションの場合には総戸数を増やせることが1戸あたりの建築コストを低減できるので、当然といった指標でしょうか。容積100%の場合ですと2F建ての建物となると思われますし、400%ですとある程度の高さのマンション建築が可能となります。マンションデベロッパーは容積を取れる土地が好きなのです。しかし、戸建住宅を建築する場合には、良好な住環境を確保できる容積率の用途地域を選択することが大切ではないかと考えます。高級住宅街では容積80%や100%といった地域も見受けられます。
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