ネットカフェ料金 上昇続く
今日の新聞記事で「ネットカフェ料金 上昇続く」とありました。 ネットカフェ協会調べによると2016年の利用単価が1,281円と前年比で3%高くなっているようです。 漫画以外のサービスとしてフード・ドリンクメニューの充実がある模様です。
ネットカフェは学生が暇つぶしに漫画を読んだり、ネットゲームに興じたりするスペースと考えがちですが、ビジネスマンの昼間の休憩場所や終電を逃した後の仮眠スペースとしても需要があります。その為、定額「ナイトバック」「ナイトコース」等でサービスを競っている状況で、立地の良い店舗では週末の夜は混雑している状況です。
インバウンドでの利用は少ないかもしれませんが、バックパッカーや貧乏旅行にも良いですね。
しかし、業界ではスマホコンテンツによる漫画、アニメ等の閲覧により、漫画目当ての利用が減ると予想して、様々なサービスを展開しています。一つにはVRブース増設により、自宅では体験できないサービスを提供している店舗もあるようです。さらに大規模店舗ではカラオケ、ビリヤード、ダーツ、カップルスペース等のサービスがあります。また、マンガを置かないで、個室スペースを売りにした店舗も出現しており、少しでも、利用時間を長くして単価を上げようと頑張っているようです。
逆に、低料金で長時間滞在可能なケースもあり、椅子だけのオープンスペースを設置することによって、単価を下げて利用効率を高める店舗もあります。
空間をレンタルする産業として不動産業と同じ視点になるので注目です。民泊と併せて注目される業態ではないでしょうか。 ネットカフェの店舗は地方ではロードサイド、都心では人が集まりやすい、駅近の物件が好まれるようです。
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