宅建協会の講習会に行ってきました
先日は東京都宅建協会・千代田中央支部の講習会に行ってきました。講師は元大阪市長の橋下徹氏で90分間早口でしゃべりまくりでした。
不動産と関連付けて東京・大阪の比較を中心に大阪都構想についての持論が内容となっておりました。
まず第一に東京の地下鉄路線網を示され、「東京の地下鉄には終点が無い!」「私鉄と相互乗り入れを行っており利便性が高い!」と絶賛です。大江戸線や丸の内、銀座線は独自の軌道、大きさなので難しいですが、これは半世紀以上前から計画されていたものが順次実行された結果とのことでした。対して大阪では大阪市と大阪府の確執が問題となっており、大阪市の地下鉄では相互乗り入れがすすんでいないようで、関空までのアクセスが不便となっているようです。そこで大阪維新の会で決定した政策を財源のある大阪府と財源が少ない大阪市で相互に負担しながら実行できるようにしますとおっしゃっていました。
また、実績として関空の運営権の民間委託、発着料の大幅値下げ等でLCCによる関空の利用者が大幅に増加していることを挙げられていました。
橋下さんは大阪の都市機能の向上を第一にロンドン市を見習って大阪府が都市機能の整備を担い、大阪市等の自治体は教育、福祉、待機児童等の問題を担当するように行政機能の分担によって、より良い都市機能、利便性を実現し、やがて地価上昇につながるのではないかとの考えでした。そして、大阪都構想を実現する為に各地で講演を行っているようです。
大阪以外でもインバウンド需要が高まり、刻々と不動産のニーズ、利用形態が変化している様に感じられます。政治の停滞というのもリスクの一つとして認識する必要があると感じた次第です。
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