すまい給付金
「すまい給付金」が初耳の方いらっしゃるかもしれないですが、今回それについてご紹介していきたいと思います。
2014年4月より消費税は5％より8％まで引き上げられた、さらに2019年より8％に上がる予定があります。このように消費税の引き上げに伴い2014年4月国により「すまい給付金」を導入されました。「すまい給付金」とは、住宅取得者の増税分の負担を軽減する目的で作られた制度です。
増税の負担を軽減するため、住宅ローンの控除額も拡充されました。しかし、住宅ローンは所得税から控除されるため、比較的高所得者にメリットが大きい制度と言えます。しかし、この制度とすまい給付金を合わせて利用することにより、住宅ローン減税の拡充で十分な恩恵を受けることができなかった方も負担を大幅に軽減することができます。また、住宅ローンを利用しないで住宅を購入した場合も、この制度を受けることが可能です。
「すまい給付金」給付条件
給付するのに、いくつかの条件をクリアする必要がありますが、まず、住宅引渡から1年以内に「すまい給付金」を申請しなければいけません。
申請方法は、郵送申請と窓口申請の2種類があり、窓口で行う場合は「すまい給付金申請窓口」へ、郵送で申請する場合は「すまい給付金事務局」へ申請する必要があるため注意しましょう。また、この申請は住宅事業者などの代理申請も可能です。問題なく申請が受理された場合、1ヶ月から2ヶ月程度で、給付金が指定の口座に振り込まれます。
また「すまい給付金」受取の条件はその住宅に住んでいる方のみになります。
「すまい給付金」給付対象となる住宅の条件
主に以下の条件をクリアすれば申請ができると思います。
・床面積50㎡以上
・消費税8％もしく10％適用住宅
・「フラット35S」の基準を満たしている住宅（住宅ローンを利用していない場合のみ）
ほか諸条件は不動産会社に依頼して、調べていただければと思います。
「すまい給付金」支給額
「すまい給付金」によって支給される金額は実際の年収額ではなく「都道府県民税の所得割額」によって決定されます。消費税8％の場合は支給限度が30万になりますが、実際の収入によって異なることがあります。
「すまい給付金」制度を利用すると住宅を購入する際、費用を抑えるというのは最大のメリットではないかと思います。
弊社は金融と不動産関係の専門会社ですので何か困ることとかご要望がありましたら、お気軽に、おい合わせください、丁寧な専門家のスタッフにてお対応いたします。
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