住宅ローンの外国人編
外国人は日本でマイホームを購入する時、日本の金融機関の融資ご利用する場合は、基本的に「永住権の取得」が前提になります。
永住権を持たない外国人のローン審査は非常に厳しく、以下のような様々な理由があると考えられます。
まず、ビザの問題。在留資格の種類により、在留期間が定められます。就職の場合は3年か5年のビザが多いです。留学生の場合約1年か2年になります。住宅ローンを組むのに約30~35年の期間が欲しいので、非常に長期間であります。ビザ期限が切れて、母国へ帰らざるを得ない場合は住宅ローンがどうなるか?誰かが返済続けてやるか?融資する側からすると取り組みは難しいでしょう。
次、勤務先により、住宅ローンも左右されます。例えば、外国系の企業に務めて、いずれ日本から離れてしまう可能性もあることから、住宅ローンの審査に通りにくいことがあります。
永住権を持っていない外国人が少なくないですが、また、どうしても、日本でマイホームを購入したい場合は、今回、住宅ローンを通りやすい日本にある金融機関を紹介いたします。
新生銀行
条件:配偶者が永住権を持ち、連帯保証人になること
金利:固定金利タイプ:1.7%、変動金利タイプ:0.6%
利用金額:50%~
東京スター銀行
条件:日本に住んでいること、日本語が理解できること
金利:固定金利タイプ:1.5%、変更金利タイプ:2.4%
利用金額:50%~
協同住宅ローン株式会社
条件:借入時の年齢が満20 歳以上満70 歳以下かつ完済時の年齢が満80 歳未満
現在の勤務先に原則3 年以上勤務または自営業の場合原則3年以上営業しており前年の税込年収が200 万円以上
団体信用生命保険への加入が認められます
金利:固定金利タイプ:2.9%、変更金利タイプ:2.5%
利用金額:不明
三井住友トラストL&F
条件:日本語の理解ができること、物件の評価を重視しています
金利:変動金利:3.9%~
利用金額:物件評価によります
交通銀行東京支店(外資系)
条件:交通銀行東京支店の口座を持つこと、安定の収入があること
金利:2%~4%
利用金額:50%
中国銀行(外資系)
条件:中国銀行の口座を持つこと
金利:2%~4%
利用金額:50%
SBJ銀行(外資系)
条件:日本語の理解ができること、日本の企業で正社員として勤めていること、SBJ銀行が指定する団信に入ること
金利:2.8%~3.5%
利用金額:不明
不動産担保ローン会社(ノンバンク)
条件:日本語の理解ができること、物件の評価を重視しています
金利:4.9%~
利用金額:物件評価の80%
外国人は日本に生活している以上、住宅ローンを組みやすくする方法は「永住権を取得」するしかないかと思います。
皆さん頑張ってください。
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