資金調達について
中小企業の資金調達方法について:ファクタリング&不動産担保の比較
中小企業の場合は、事業資金の調達にはハードルが高く、有効的な手段としては、ファクタリングやノンバンクからの融資があります。
その二つ方法はそれぞれの違いがあります。
まず、ファクタリング
ファクタリング (factoring)とは、企業が保有している売掛金をファクタリング会社が買い取る仕組みです。売掛金が支払いサイトの期日前に現金化が可能です。
メリット:
譲渡債権の範囲内で現金化するので敷居が低く、取り組み易いです。
デメリット:
売掛債権の範囲内しか現金が得られないです。
売掛先(第三債務者)の同意が必要です。
割引料・手数料が割高です。貸金業法の適用外で債権売買という手法を取りますので、利息制限法を超過する手数料を支払う可能性があります。また、手数料と表記されておりますが、クレジット手数料と同様に消費税対象外となりますので注意が必要です。
同じ事業資金調達法と言っても、借金とファクタリングは売掛金を早期現金化するだけなので、その性質は大きく異なります。
ファクタリングはあくまで運転資金が目先の不足した際の保険で、設備投資や事業拡大資金などへの使用は難しいようです。中長期の投資目的なら、借入期間が長く、融資額が大きいローンが必要ですが、そうしたケースには不動産担保ローンが適しています。
次、不動産担保ローン
不動産担保ローンとは、字面の意味通り、不動産を担保に供して、融資を受けるということです。
メリット:
不動産が担保なので金利がある程度低い。
数千万以上の高額融資も可能です。
借入期間がとても長い(1年~10年以上)
デメリット:
不動産審査があるので融資実行まで時間がかかります。
返済できない場合、不動産が売却され、所有権を失います。
それぞれ性質が異なる事業資金調達法ですが、借入時の手間やリスクについては一長一短です。
不動産担保ローンは、融資額が大きい分、審査期間、書類が必要だったりと、多少手間がかかります。
ファクタリングの方は実行までは速いのですが、こちらも書類の準備が煩雑だったり、発注先の企業に承諾をもらわなくてはいけなかったりと、面倒な手続きがあります。
二つ方法とも資金調達ができますが、やはり、金額と期間により、短期の少額であればファクタリングがいいと思いますが、長期の多額でしたら、やはり不動産担保ローンのご利用がいいです。確かに、不動産担保ローンの金利はファクタリングより安く、借りられる金額も多くて、それは最大の二つメリットになります。
最後に、どちらの資金調達方法でも、リスクがありますので、十分ご判断した上、有効的にご利用ください。
弊社は不動産担保ローンの専門会社であり、お持ちの不動産がありましたら、ぜひ、一度お問合せください。
弊社の場合は不動産価値を重視し、全国対応になり、金額は100万~、返済期間は1年~、諸条件の相談を受け賜わりますのでフリーダイヤル:0120-394-402へお問合せください。