壁芯と内のり
2022/03/9 カテゴリ:nihonbashi
壁芯と内のりとは区分所有建物の面積の図り方の違いです。
一般的なマンションの販売図面では、その専有部分の面積を表す場合に「壁芯(へきしん)」による面積が記載されます。その対義語が「内のり(うちのり)」です。
内のりとは壁の内側で囲まれた部分の面積を表し、壁芯は壁や柱の中心線で囲まれた部分の面積です。よって、壁芯の方が内のりと比較すると5%~近く面積が増えてしまします。販売する業者からすると、少しでも広く感じて頂く為に、壁芯による面積を表示するのが一般的となっております。
戸建住宅や一棟のビルの場合には壁芯による測定方法で不動産登記に表示されています。
区分所有建物(マンション)の場合には、専有部分は内法です。また、全体の表示でもマンションと旅館では共用部分の扱いが異なっております。
不動産担保ローンのマンション評価の場合には、近隣の類似した取引事例をメインに算出されます。取引事例で公開されているデータは壁芯の表記となっておりますので、坪単価を算出して壁芯・内のり面積から価格を評価しております。掛目を乗じてご融資金額を決定しますので、少しでも不動産評価を高めに出したいと考えております。
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